九州で生まれ育って今でも住んでるアラフィフ主婦のわたしにとって、自由が丘は、若かりし頃 えーっと35年くらい前? 、ananやnonnoで見て憧れた町。
いまどきの東京ガイドブックではほとんど紹介されていないので、古い街なんじゃないかと思ったのは杞憂ですた。自由ヶ丘は洋服屋や雑貨屋が、それも今のわたしたちがメインターゲットの路面店が軒を連ねる素敵な街だったんですのよ 奥さん。
女友だちと歩くと絶対楽しい「自由ヶ丘」
平日の朝10時。「自由ヶ丘」駅前には、アラフィフ女性があふれてた。みにゃさん駅で待ち合わせしてたみたいで、嬉しそうに手を振り合って、あっという間に2-3人のグループができていく。
目的地の最寄駅で待ち合わせってことは、今は生活圏が違うってこと。子どもが幼稚園のころのママ友とか、職場や学生時代の仲間かも? 久しぶりに友だちに会うからおしゃれしてきたわ♡ って感じのわたしみたいな主婦たち が、賑やかにおしゃべりしながら駅前の小路を歩いてく。みにゃさん、めっちゃ楽しそう。
「自由ヶ丘」は素敵なお店がいっぱいで、ひとりでも楽しかった
日本でここだけ!「SLOANEスローン」直営ショップ
わたしは「SLOANEスローン」に試着に来たのら。地曳いく子さんのエッセイやファッション雑誌で絶賛されてるニットの店。全国の有名セレクトショップにあるらしいけれど、福岡では見つけられなかった。直営店が1軒だけ自由が丘にあると聞いて来ますたよ。
薄くて柔らかい生地のニットは素晴らしかった~。でも、暑がりのわたしは5月ですでに汗だくだったので、秋になったらネットでサイズ2の丸首カーディガンを買いたいと思いまふ。薄い栗色かキャメルが出るといいにゃー。
キャトル セゾン
フランス気分が味わえる雑貨屋。福岡のデパートにも入ってるけど路面店は気分が上がる💓
私の部屋
雑誌じゃなくて雑貨屋なのよ。意外とリーズナブルで思わず欲しくなる雑貨が満載。もう少しで3,000円の日傘を買うとこですた。飛行機では持って帰りづらいので踏みとどまった。
トゥデイズ スペシャル
福岡にはない雑貨屋の旗艦店。
わたしゃココのビニール袋が大好きで、まんまと今回も買ってしまう。食料品やキッチン用品が主力商品だけど、短いペンや鉛筆キャップなど気の利いた文房具も豊富。地元にない店ってテンション上がるのよね~。
イエナ
オサレ洋服屋。目の保養。
イデーショップ
ここも福岡にはない雑貨屋。グリーンフェアがあってて、素敵ですた。
ひとりでも入れる「自由ヶ丘」のリーズナブルなカフェ
パンとエスプレッソと自由形
有名パン屋「パンとエスプレッソと」から、のれん分けしたお店。福岡の博多にも「パンとエスプレッソと博多っと」って系列店があるらすぃ。
3Fカフェ「パンとエスプレッソと自由形」で1ドリンクオーダーしたら、1Fパン屋「なんとかプレッソ」で購入したパンを食べられまふ。
人気食パン「ムー」のクロックマダムと、あんことクリームチーズのコロネ。ドリンクはもこもこ泡がかわゆいカプチーノ。どちらもたいへんグーですた。
ビアズリー・カフェ BEARDSLEY
ビアズリーは福岡大丸にも入ってるパリテイストの洋服屋。ウエストゴムの太パンツとか、広がったすそがかわいい短めブラウスとか、お腹回りに少々難ありの年頃マダムに大変優しいデザインれす。
おすすめは窓際のカフェ。コーヒー1杯275円(※当時)で、自由が丘のメインストリートを往く人々を眺めながら、座っていられる素晴らしいスポット。
自由ヶ丘のオススメ度は3(5段階)
狭いエリアの細い小道に路面店がひしめいているので、まとめて見られてグー。
代官山と似てるけど、代官山より今どき感はダウン。飲食店の単価は安めだと思いまふ。
たぶん東京近郊の普通の主婦が集結して来る街なので、わたしみたいに地方から行っても安心。けど、スペシャル感はない。雑誌に出てくるようなファッショニスタを見たり、都会の気分に浸りたいなら六本木や表参道(青山)がいいと思いまふ。
福岡で言うなら対象年齢が高めの大名。または薬院より狭い範囲に店が集まっているので便利 といったとこかすら。
自由が丘は、わたしみたいなふつーの主婦がオシャレして、女友だちと洋服や雑貨を見に来る街。わたしも女友だちや妹ちゃんと来たかったにゃー。