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【マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章】長期滞在は、もはや旅じゃない

空の巣症候群っぽいアラフィフ女の心を撃ち抜いた名作「マリーゴールドホテルで会いましょう」の続編。期待したほど「旅行気分が味わえる映画」じゃなかったけれど、やっぱり心の琴線に触れる素敵な映画だったので紹介しまふ。アラフィフ以上のマダムに特におすすめ。

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

2015年公開
英米作品
コメディ・ドラマ映画
監督

ジョン・マッデン製作総指揮:ジェフ・スコール/リッキー・ストラウス/ジョナサン・キング

キャスト

前作の登場人物がそのまま出てて嬉しい!

イヴリン・グリーンスレイド…ジュディ・デンチ(一柳みる)
ダグラス・エインズリー…ビル・ナイ(伊藤和晃)
ミュリエル・ドネリー…マギー・スミス(久保田民絵)
ソニー…デヴ・パテル(内田夕夜

新キャスト

ガイ・チェンバース…リチャード・ギア 自分がカッコよくてモテモテだって知ってる男は好みじゃないけど、やっぱりハンサムは目のごちそう。

ラヴィニア・ビーチ…タムシン・グレイグ 「エマ -恋するキューピッド」に出てた弾丸おしゃべりハイミスベイツ!こんなきれいな足をしてたのね。

ストーリー(20世紀フォックスHPより)

様々な事情で5人になった男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテルを今ではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリンは才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラスとの関係を前に進める勇気はなかった。副支配人として大活躍のミュリエルは皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密があった。一方、若きオーナーのソニーはホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんな時、謎めいた客がやって来る――。

予告

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 予告編2minVer.

異国のホテルに長期滞在。それは、もはや旅じゃない。

どんな旅? 

インドのホテルに長期滞在。

旅行気分度 ★★★☆☆
オススメ度 ★★★★☆

よい映画だったけど、前作「マリーゴールドホテルで会いましょう」の方が旅感にあふれてたので星1つ減。

見どころ

異国のホテルとはいえ月単位の長期滞在は、もはや旅じゃなくて日常生活。生活費は稼がなくちゃだし、新しい恋人はだんだん家族みたいになっちゃうし。でも、そんな日常を変えられるのは自分だけ!って前向きな気持ちになれるかも?

おすすめポイント

ホテル客は70代後半のシニアばっかりで「メイドと管理人つきグループホーム」みたいになってるけれど、やっぱりここは「ベスト エキゾチック」マリーゴールドホテル!それぞれの個室もイイけど、屋上バルコニーや緑いっぱいの中庭テラスがとっても居心地よさげ。わたしも庭のテラス席でコーヒーをいただきながら、朝の点呼をとられたい。滞在客やスタッフと気軽におしゃべりして仲良くなったり、「豪華なバス」で市内観光も楽しそう!と、自分の内弁慶や人見知り、英会話力を棚に上げて夢見ちゃうほどの素敵っぷり。

ストーリー的には、前作より見るのが辛かった。夢は手に入れるまでよりキープすることのほうが難しいってホントねぇ。

 映えポイントは、インドの結婚式。極彩色のお花や宝石、豪奢な刺繍の花嫁衣裳をまとった若い美人が超キレイ。ぴかぴか飾りたてられた結婚パーティー会場でのポリウッドダンスが最高 !もっとインド映画を見たくなるくらい魅力的ですた。(インドに行きたくはならない。)

 

 

 

個人的な感想聞いて?(ネタばれあり!)

1で妻がキッパリ決断した途端に、優しくて思いやりがある風に見えてた夫がただの受け身なボンクラだったのが発覚したのが、うちの夫そっくりで鬱だったんですが、そいつが2でもボンクラのまんまで口あんぐり。あぁ、夫がこーゆー「物言わぬイイ人」だと、妻は「わたしがやらなきゃ!」とひとりで頑張るうちに鬼嫁化しちゃうのよねーo(T◇T o) わかる、わかるよ、妻ジーン!あなたはダウントンアビーのイザベル(同キャスト:ペネロープ・ウィルトン)みたいに毅然としている姿がお似合いよ。お互い頑張りましょうね。 と、欧米人キャストの顔の区別がつくようになってきて楽しい今日この頃。ますます海外ドラマにハマりそうです。

 

Huluで見られます。まずは1からどうぞ。

 

keihanamura.hatenablog.com