目的地への道中だって旅のうち
さっき駆け抜けた【建仁寺】を横目に
西側の小路をゆっくり歩くと、由緒ありげなお店を発見。
【丹羽べっこう】
べっこうの透明感が好き♡ 意外と安いのもあるけど、見るだけ😊←楽しい
きんなべ
金の鍋ですき焼きやしゃぶしゃぶがいただけるらすい。ひとりじゃムーリー。てか、一見さんムリじゃね？
誰かのお家。祇園って、ガイドブックに載ってないどこの小路も絵になるわぁ😊
京都には「この世」と「あの世」の境があった！
【六道の辻】ってなんだっけ？
その先に見えるは子育て幽霊飴😱
みなとや幽霊子育飴本舗 ４５０年以上続く飴屋
コワイ話は苦手れすが、幽霊が夜な夜な赤子のために飴を買いにきたという怪談くらいは知ってまふ。六道の辻はこの世とあの世の境目だった！😱😱😱 京都コワイヨ
べっこう飴かと思ったら、厚くて固くて甘さ控えめ超ウマイ。
写真は妹ちゃん@京都マスター 提供。好きすぎて、おみやげリクエストしますた。※この旅行記は去年12月の話。今年1月現在、妹ちゃんは、もう京都に行ったそうな。
六波羅密寺
口から「阿弥陀仏」仏像が出てる空也上人像が有名な寺。
清めの塗香ずこう買いますた。心身を清めてくれる粉末のお香で、微量を体に塗り込んで使うそうな。ちょっとクサイ香りが、わたしを守ってくれてる気がしまふ。これでひとりの夜もこわくない。
すっごくいい教えが書いてあったけど、それはおいおい学びまふ（たぶん）
鍵善良房享保年間(1716-)創業 ３百年！ 和菓子屋
カラフル看板【ZENBI】は【鍵善良房】のミュージアム。道を挟んだ反対側にカフェ【ZEN CAFE】がありまする。
わたしがカフェの順番待ちアプリに入力してたら、後ろから60代くらいの夫婦がやってきて、細身の妻が夫を甲高いキーキー声で怒鳴りつけてた。そっちは5時半、こっちは４時半、最悪や！ たぶん夫がカフェ@4時半まで じゃなくてミュージアム@5時半まで に行ったんだと思う。看板の字ぃ見えんのか。あんため×らか！？時間のうなってしまうやんか！その差別用語を実際に使ってる人初めて見た。。。ずーっと金切り声でわめいてて、たぶん店じゅうの人が聞いているのに当のダンナさんは「わし、おしっこ行きたい～」ってとぼけて、全然聞いてない。九州男児@うちの亡父キングとか に人前であんな口聞いたら、張り倒されるんじゃないかすら※イメージ。 父に殴られたことはないれす。 そういえば田辺聖子作品『竜馬がゆく 司馬遼太郎』で、関西のどこか河州枚方かしゅうひらかたにすっごく口がワルイ地方がある って、読んだ覚えが。あれは彼らにとっては別にフツーの会話@夫婦漫才なのかすら。同じ日本とは思えなーい。とか思うのも旅の醍醐味。
結局彼らは時間ムリや、やめとくわー！と 去り
わたしは無事に案内されて、ひとり掛けソファーゆったり座って
心地いい空間と【くずもち】を堪能したのであった。むちむちオイチー！
ZEN CAFE
暗めの照明。静かな音楽。体がすっぽり包まれる座り心地のよいソファー。正面の本棚にはオサレ本、壁には絵画と見るべきものが用意されてて、ひとりでも周囲に気兼ねなくリラックスできる素晴らしいカフェですた。くずもちは、もちろん絶品。これが３百年以上続く老舗のホスピタリティ！わたし、こんな歴史ある店にふさわしいエレガントな旅人でありたいなり。
【鍵善良房】本店は祇園【四条通り】
くずきりが有名だけど、さっきくずもち食べちゃった ZEN CAFEには「くずきり」なかった 次回ぜひ！
【老松】
お目当ての【菊寿糖】冬限定商品【彩】は売切れですた。で、同じ材料製法で作られていると勧められた【老松】ポリっと固くてしっかり甘い砂糖菓子。コレコレ！これが好きなのよぅ。
【南座 歌舞伎】観劇―お酒を飲まない人向け 夜のお楽しみ
南座 顔見世興行 午後5時半開場
道のこっちもあっちも大混雑。
でもスグにチケット発券できたし、中にも入れた。
今日は3階席。驚くほど高所！階段キツイ！転げ落ちそう。
でも幕間にがんばって、1F玄関へお弁当取りに行きますた。
3階席じゃ食べるのムーリー。【進々堂】で買った豆パン持って来てヨカッタ。もりもり、おいちー。もう１こ食べたいナー。隣の席の女性はわたしが昨夜食べた【志津屋】の幕ノ内サンド食べてて、たぶん彼女が大正解。
菱岩 1829天保初年創業 仕出し弁当
ホテルに帰って、いただきまーす。
おかずがたっぷりすぎて、ごはんが不足。配分おかしいよね？😆←庶民 
だし巻き玉子が３個も入ってて、ふっくらウマーイ。なんかくさいのが入っててなんだろなんだろって思いながら食べてたら、奈良漬けだった！味は好きなのにくさい。歯ごたえしゃきしゃき。ウマイよ、ウマい
海老の頭の先っぽだけとってあって、殻ごと食べれるの💓こんな海老初めて見た😆←庶民 頭のとこが美味しいんだよね！大好き💓
ものすっごくおいしかったので、次は夫の土産分も予約したいと思いまふ。
ここもあそこもぜーんぶ京都の旅のうち
せっかちなわたしは目的地を目指して突っ走りがちだけど、あそこもここもぜーんぶ京都。ゆっくり歩くと、見るべきものがいっぱいですた。ガイドブックに載ってない小路にも、百年前みたいな風情あるお家やお店が並んでたし。旅人らしきおしゃれマダムも多くて、ファッション見るのも楽しかった。まわりをよく見てゆっくり歩くと、ひとり旅はさみしくないれす。
