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京都【三条通り】【姉小路通】「百年前のクラシックな日本を体感」店巡り

京都には、明治や大正、昭和はじめの日本家屋や西洋建築が残ってて、「百年前のクラッシックな日本を体感」するのにぴったりなのら。

牛肉すき焼き【三嶋亭】

浮世絵?って思ったココは

牛肉すき焼き【三嶋亭】1873年(明治6)年創業。百50年。

すき焼きは文明開化の味がする?ひとりでは入れず。見るだけ。

 

京都【三条通り】百年前の町家にブランド店

三条通

タリーズコーヒーから入りまして

ポールスミス 洋服屋

【MARcourt 洋服屋】旧家邊徳やべとく時計店 1890(明治元23)年建築。百20。文化庁登録有形文化財

【SAKURAビル】旧不動貯金銀行京都支店 1916(大正5)年。百6。文化庁登録有形文化財

【ツスグホテル】日本生命京都支店1914(大正3)年。百8。文化庁登録有形文化財

【45R 洋服屋(右)

歴史あるビルをリノベーションした高級ブランド店。相当オサレな雰囲気ですが、元のビルと全然違うものが売ってる店では、わたしの気分は上がらない。

左の【ゐど寿屋 かばん【足袋】にめっちゃそそられる。わたし和装はしないので、入れないのが残念無念。

【分銅屋足袋】1864(元治元)年創業。2百。

足袋は明治からで、役者さんに人気の品だそうな。

 

京都文化博物館

京都文化博物館日本銀行京都支店 1906(明治39)年。百116。文化庁登録有形文化財

昔の日銀が京都文化博物館として、きれいに保管されている。


ここで勤務していた銀行員には女性もいたかな? 勤労婦人は和装?洋装?大正時代の本物のモダンガール(モガ)というやつですね。など、遺構を見ながら歴史に思いを馳せる。ワクワク。

 

 

姉小路通】百年より前から続く老舗店

三条通 京都文化会館】の先から角を曲がってお隣姉小路通へ。

【八百三やおさん1727(享保12)年創業。3百。

お休み。ちえー。「柚味噌」はデパートでも買えるけど、わざわざ本店を訪ねて買うのが楽しいのに。

www.yaosan-yuumiso.com

 

【亀末廣】1804(文化元)年創業。2百。和菓子屋。

こちらの品は京都のデパートにさえも入っていない。ここでしか買えない、ずーっとその地で続いてる老舗を訪ねて行くのが、旅の醍醐味なのら。


【せんべまんじゅう】という名前のもなかを1つ頼んだら、わざわざ奥に行ってあんこを詰めて来てくれますた。あー、申し訳なかった。

あんこは、つぶれていない粒あんで、ひとつひとつの粒があめをまとったみたいにつやつや輝いておりますた。甘さひかえめ超ウマイ。ほんと、夫にみやげも買うべきですた。

 

過去の妹ちゃんは「1こ」が買えなくて後悔してる。いやいや、あにゃたが正解かもよ。

tkameko.exblog.jp

 

www.kyomeibutuhyakumikai.jp

 

 

新風館旧京都中央電話局1926(大正15)年。96。

リノベビルの複合施設。


【トラベラーズファクトリー】

旅好きがターゲットにされてるベタな文具屋なんだけど、スタイリッシュでやっぱり好き。京都限定品や自由に押せるスタンプコーナー完備で、素直にテンション上がっちゃう。店内はリノベビルを生かしたレトロでオサレな雰囲気ですが、買うものがある店では商品しか見ないことが判明。

 

でも、戦利品を家で見たらそんなに素敵に見えないのは、店の雰囲気マジックにヤラれてたってこと?それともわたしにスタンプを押すデザインセンスがないせいかすら?

 

shinpuhkan.jp

 

買物終えて、お外に出たら暗かった。急いでホテルに行かなくちゃ。(旅メモ)暗くなってから知らない街の路地を歩くのムーリー。すぐ迷子になるから。11月のロンドンあきらめて正解。

 

でも寄り道。
【総本家河道屋】元禄時代(1688-1704年)には、お菓子やそばを商っていたとか。三百30年。


開いてた💓

お会計の最中に、奥から子どもの声が聞こえてきてて、ここは河道屋さんのご自宅も兼ねてるみたい? あの子が大きくなって十七代目を継ぐのかも?「家業を継ぐ」とか、これぞ「百年前のクラッシックな日本」を体感ってやつじゃない?

 

何はともあれ、ずっと大好き「蕎麦ぼうろ」おいしいから、ずっとありますように。

 

www.kawamichiya.co.jp

 

「百年前のクラッシックなお店巡り」で分かったことの覚書

旅先では、「その地で生まれた店(企業)」の「本店」で買物するのが大好き。それが「百年を越えて今も営業している老舗」だったら、やっぱり最高。

建物も百年前のままのが最高だけど、リノベーションされてたり、建て替えられててもかまわない。むしろ、ぼろっちい姿を見るのがツライかも。

建物(入れ物)だけがレトロビルでも、中身(店や商品)が違うものだと全然気持ちが動かなかった。「建物」や「雰囲気」よりも「百年続くモノ」や、それを「継承していく精神」に惹かれるのかもな。

でも「レトロビル」や「豪華な日本家屋」を見るとワクワクしちゃう。あれなんだろ?って気になるので、「見るべき文化庁登録有形文化財」は下調べしておくべし。

和装店や骨董屋、すき焼き店はひとりでは敷居が高かった。着物や骨とう品は買わないけれど、その土地のちょっとイイ食事はしてみたい。次の課題。