7:30 朝食
息子は夜勤に行ったので、ひとりで迎えた東京2日目の朝。散らかりまくりの息子部屋、ひとりだったら意外と居心地悪くなかった。てか、座椅子サイコー。
下ごしらえしてきたポテトサラダを完成させて、朝ごはん。息子も帰って来たら食べるがよろし。
9:30 息子部屋→東銀座
東京2日目は、東銀座で歌舞伎の初体験。
地下鉄直結
木挽町広場
ここは誰でも入れる広場で、歌舞伎関連グッズ売り場が充実してた。
切符売場や、Webチケットの引換機も。
8月の歌舞伎は、1幕ごとの入れ替え制。よい席がお安く買えて、初心者的には敷居は低め。
2等席で1幕5,000円。
10:20 歌舞伎座
いよいよ歌舞伎座の入口をくぐるよ。ワクワク。
1階18列19番
2等席、1階の後方ブロック、前から2列目。花道寄りの、ど真ん中。
左前方にあるのが花道で、あちらのカーテンが掛かってるのが、かの有名な桟敷席?
歌舞伎座 桟敷席
見に行った。(8月は桟敷席の販売ナシ)
ひとつの席ごとに扉があって、中は掘りごたつみたいな畳席。
ここでお芝居見たり、お弁当食べたりするのは楽しかろうな。
3階
お店はがらーん。自粛中。しくしく。
3階席からの眺め。舞台全体を見渡せる感じ。
開演まで、あと30分。ヒマだから、じっくり壁の展示でも眺めてみる。
11:00連獅子
親獅子(白) 片岡愛之助@子役から歌舞伎の片岡家養子に。ドラマ「半沢直樹」黒崎検察官役がおもろい。
子獅子(赤) 中村壱太郎@父は四代目中村鴈治郎、祖母は扇千景
開演5分前のブザーが鳴ったら、場内は水を打ったように静かに。
ワクワクワク。
初めての歌舞伎感想
素晴らしかった!ファンタスティーック!
開演挨拶後、静まり返った場内にキンキン!拍子木。笛の音ピ~ヨロロ~、太鼓トントン、いよ~お!のかけ声で幕が開くと、青々とした松の木を背にした赤いひな壇上に、裃姿の音楽隊(ごめん専門用語を存じ上げませんの)がずらりと並んでた。三味線がソロだったり、ツインだったり、スゴイ激しくてロックだね!お囃子とか、長唄とか、はじめてちゃんと聴いたかも。歌舞伎って歌舞伎役者がイイんだと思っていたけど、音楽も最高なのね。日本の伝統楽器かっちょいい!
獅子たちは、移動する足音が無音。足を踏み鳴らすときだけドンドンドン!すごい響く。静と動の対比が美しいったら。子どもの赤獅子がもうキュートでかわいくって!動きも弾けて若さ全開!親の白獅子はTVでお馴染みの愛之助ということで目を凝らして見たけど、白塗り隈取で全然分かんなかった。オペラグラスを忘れたわたしのばかばかばか。
浄土の僧と法華の僧のコミカルなかけあいも楽しかった。台詞は時代がかってるけど、日本語だからまぁ分かる。歌舞伎って襟を正して見なきゃいけない伝統芸能ってイメージだったけど、もしかして笑っていいの?意外と身近で庶民的。すごいよかった。また見たい。やっぱり、ライブは最高ですな。