パート主婦、世界を旅する

ひとりでもさみしくないひとり旅、見つけますた

【イノダコーヒ 京の朝食】うまかった

50代主婦【京都ひとり旅】2日目の朝

昨夜は、寝られませんですた。
いや、最初はちゃんと寝てたんだけど、コトって何かの音が響いた拍子に、昼間【養老院】で聞いた武士たちの最期がよみがえってきて、なんだかすっごくコワかった。(苦手な方は小文字はスルーで)

 

 

だって1600年、伏見城の戦いで負けた徳川側の武将が、何十人も自刃した伏見城の廊下が【養老院の血天井】。大将は足が悪かったんだけど、全員の死を見届けた後(つまりハラキリの介錯してまわったんだよね?)たったひとりで自害したって(自力でひとおもいにいけてたらいいけど。。。)3か月後に家康が帰って来るまで供養もされず、そのままだって。血の染みが体のままに残ってて、足が悪かったから片足がとちゅうで切れてて、ここは誰ぞの手の跡でって竹棒で突いたの見ちゃったの。。。戦国時代、残酷すぐる。そしたら第二次世界大戦の特攻だとか自決とかシベリア抑留(わたしの祖父はコレ)。今のウクライナまで思い至って。そういえば、京都って新選組の静粛だとか、龍馬も京都で果てたんだっけ。わたしのんきに遊んでてごめんよぅ。。。

 

と、思考が勝手にぐるぐる回って、幽霊でるんじゃないかとコワくてコワくて。いや、ほんとに怖いのは火事とか強盗、事故、台風って知っるけれど、夜中の京都コワかったのよぅ。

 

でもまぁ無事に、朝になったし腹減った。志津屋 たっぷりクリームパン210円】クリームとっろとろ。うまーい。もぐもぐもぐ。

 

イノダコーヒ 京の朝食 1,600円】

イノダコーヒ本店】1947(昭和22)年 京都で創業。75年。

 

平日金曜、朝8時15分。「このフロアなら、すぐご案内できます。」と、待ち時間ゼロで座れたけれど、別に素敵なフロアがあったのかすら?

 

www.inoda-coffee.co.jp

 

ひとりだけど4人掛けの席に案内されて、壁際ソファーにゆったり座ってリラックス。高い天井、ひろーいホール。奥の高い窓から、お庭が見える。2階へ続く、らせん階段。入口近くの大きな丸テーブルでは常連客らしい人たちが議論中。町内会の役員会?大学の先生たち?
駅のランチでは若い女性ウエトレスが多かったけど、朝は男性ウエイターが目につく。白シャツに白ジャケットみたいな上着、黒ズボン。黒ジャケットに蝶ネクタイはお偉いさん?

 

【京の朝食 1,600円】
昨日は食べそこなったけど、早くもリベンジできちゃった。

ベーコンじゃなくてハム。うまーい。たまごあったかい。ケチャップなかった。野菜たっぷり。クロワッサン。すっごいボリューム。腹イッパイ。クリームパンを食べてくるんじゃなかったわぁ。

トイレに立ったら、通路の奥に ガラス扉で区切られた別棟が。

あちら側は、かわいらしいギンガムチェックのテーブルクロスで飾られて、あそこが「すぐに案内」してもらえなかったステキフロアじゃないかすら。

とか考えながら席に戻って、きちんと完食したのであった。げふー。ボリューミーでたいへん美味しゅうございますた。次回はホテルでのパンは控えて、万全の腹具合で挑みたいと思いまふ。